バラナシ編③【街を歩くだけで何かしらイベントは起きる。それがバラナシ】〜インドの聖地、ガンジス川のふもとで暮らす人々と〜
ナマステ〜こんにちは!
実は昨日の日曜日、毎年1回東京の代々木公園で行われる「ナマステインディア」
のイベントに顔を出し、すっかり気分はインドモードなMikaです。
入場は無料で、売店でインドの物販(服飾、アクセサリー雑貨)や食べ物・飲み物がたくさん立ち並び、ステージではダンスや音楽も大々的に行われておりました♪
買ったカレーがまんまインドカレーで感激☆
毎年秋くらい9〜10月に行われるみたいなので、興味ある方は是非足を運んでみてください。
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とにかく外に出るとひとりにしてくれないバラナシ
というわけで無事バラナシのサンタナにも荷物を置き、お昼時の街中に散策に出てみました。
とにかく人が多い多い。
交通量も多く、ごちゃごちゃしてるし割と慌ただしい雰囲気です。
気温も湿気も高く、疲れた体にはちょっとじっとしているのもしんどいな〜ということで、エアコン付きのカレーが食べられるレストランを探すことに。
10歩歩けばインド人に話しかけられる
さっきこの道沿いに「AC RESTAURANT」って看板があったな、と思い出しそのお店を探します。
すると10代〜20代のインド人少年に話しかけられます。
少年「Hello!どこから来たの?」
私「日本だよ」
少年「そうなんだね!これからどこ行くの?」
私「これからお昼食べるから探してるの。暑いからエアコンあるとこで。」
少年「それなら僕の安くて美味いおすすめのレストラン紹介するよ!」
私「ありがとう。ちなみにそこはACついてる?」
少年「いや、ついてないよ!ネパール系のカレーが食べられるんだ」
私「せっかくだけどじゃあいいや〜今暑くて死にそうだからAC付きの・・あ、あった!!あれあれ」
探していた「AC RESTAURANT」があった!!
私「行こうとしてたレストランがあったから入るね。ありがとう〜じゃあね!!」
少年「あのレストランはちょっと高いとこだよ!!君、【Megu Cafe】は知らない?そこはACあるから行こうよ!」
私「あ〜日本料理が食べられるレストランでしょ?知ってるけど、そこカレー食べられる?あたしカレー食べたいから」
(※「Megu Cafe」さんは噂でよく存じておりました。すごく居心地がよく、美味しい日本食やアジア料理をリーズナブルな価格で食べられると聞いています☆)
少年「いや、カレーは食べられないよ!日本食あるよ!」
私「だから〜、今はカレーが食べられる所に行きたいの!!じゃあもう入るからまたね!!!」
少年「Okey・・・」
・・・
・・・
・・・何故まだついてくる?!?!
私が2階のレストランまで階段で上がると、そのまま一緒に入る少年(笑)
特段あっち行って!!という理由もないので戸惑いながらもそのまま席を探していると、たまたま日本人の男性3人組と遭遇。
インドで日本人と会い目が合うと、お互い声は出さずとも
「あっ、日本人・・・・かな???」
の空気が流れるのも結構面白い(笑)
とにかく困っていたので、男性3人の席に図々しくも歩み寄り
私「あ、ご一緒してもいいですか?!(あたかも知り合いっぽい雰囲気をアピール笑)」
男性3人「あ、どうぞどうぞ〜〜〜!!」
何となく事情を察してくれたようで、ありがたい・・!!
そのまま申し訳ないけれど、インド人の少年にはお礼を言ってバイバイできました。
男性3人「なんか大変そうでしたね〜〜、大丈夫ですか?」
私「いや〜、全然危ない目に遭ったとかではないんですけど、何も言わずについてくるのでびっくりしてました(笑)ありがとうございます〜助かりました」
インド人恐るべし。
道端で話しかけてきて、そのまま
「じゃあ一緒に食べよう!」
という話もしていないのに最後までついてくるのは予想外でした(汗)
その男性3人組は就職が決まっている大学4年生、社会人3年目くらい、とそれぞれインドで集合して1週間ほどのインド旅行を楽しんでいる方々でした。
一緒にカレーを食べながらインドの話や日本での話をして、お互いお気をつけて〜☆とお別れをします。
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とりあえず夕方のガンジス川でも見に行くか〜と思い、そちらの方角に向かいます。
すると、また違うインド人に話しかけられます。
というか、歩きながらずっと付いてくるという感じですね(笑)
こちらが相槌を打っているだけでも、ずーっと喋ってます。
なのでネットで色々調べなくても勝手にその町の情報を教えてくれるので、自動的に横にGoogleがいるというか、ガイドが付いて回るというか、そんな感覚になります(笑)
もちろんその全てが正しいとは限りませんので、おかしなことを言ってきたりしてきたり、お金がどうのこうのと言ってきたときはしっかりと対応します。
何でもハイハイ聞いてると、勝手に話が進んでいくので注意です。
何やかんや話しながらガンジス川の方に向かっていると・・・
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道端で小さな人だかりができており、蛇使い?がいました。
笛のようなもので演奏しながら、蛇を操っている・・・???
確かに、演奏中は蛇が踊ってるような気も。
蛇使い「大人しいし、毒はないから触って大丈夫だよ。」
まじ〜〜〜???ならちょっと触ってみたいなあ・・♡♡
ちょっと様子を見ていたら、ある男性が蛇に手を近づけました。
蛇「シャーーーーーーーーーっ!!!」
?!?!?
今「シャーーーッ」ってなったよね??
人に向かって、ちょっと威嚇するようなそぶりを見せた蛇。
本当に大丈夫??
でも、好奇心を抑えられずに恐る恐る触ってみました。
頭をチョンチョンしただけですが、大人しくしていてくれました♪
可愛い・・・♡
蛇使いの前に置いてある籠の中に10ルピーほどお金を入れて、その場を立ち去ります。
夕方のガンジス川
ガンジス川が見えてきました。(通称ガンガー、インド人は皆ガンジス川のことを「ガンガー」と呼んでいます)
話したインド人みんなによると、
「ここ数日は雨量が多くて川の水が増水してる。だから普段より歩けるスペースが少ないんだ。ボートも今は危険だから運行していない」
とのことでした。
確かにそんな雰囲気。
インド人「今日の夜は何するの?毎晩ガンガーではお祈りの儀式(プージャ)があるから見にいきなよ!18時半から毎晩ガンガーでやるよ」
と教えてくれました。
私がバラナシに滞在するのは1泊2日だけ。
8/26の朝7時に着き、翌日の夜22時には電車でバラナシをでるスケジュールでした。
なので今日の夜、プージャに行くことにしました。
インド人「じゃあ夜になったらガンガーにいるから、またあとでね〜〜☆」
こちらがイエスと言ってないのに勝手に約束をされながらも、
とりあえず夜まで休みたかったのでインド人に一人にしてくれと伝えます。
バラナシに到着してから6時間、ひとり旅が始まってからのインドの第一印象は
「自分の部屋に引きこもらない限り誰かしらと出会って話し、何かしら起きるんだなあ・・・」
こんな印象を受けた数時間でした。
とりあえず夜まで数時間、お昼ご飯も食べて暑さで疲れた体を休めるために一度宿に戻ります。
・・・バラナシ編④に続く
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